ツイート 建物塗装の必要部分のみの用語です。 建築塗装の最低必要限の外壁塗装・屋根塗装・鉄部塗装をの用語を載せています。参考にして下さい。 (五十音順) ■アクリル樹脂 アクリルプラスチック、アセトン、化成ソーダなどを主原料とした重合体で比重が小さく(約1.2)、硬度高い(18-20) 。光透過性を有する。 ■上塗り 中塗りの上に塗る最後の仕上げ塗り。この時点での改修作業で美観・耐久性を大きく左右する。 ■ウレタン樹脂塗料 ポリオールとポリイソシアネート化合物とで反応生成したウレタン結合を有する樹脂をビヒクルとする塗料。付着性・たわみ性・耐候性・耐薬品性に優れている。 ■エポキシ樹脂 エピクロルヒドリンとビスフェノールの縮合物で2個以上のエポキシ基を含む樹脂を主成分とする塗料。分子量は300~8,000、比重1.15~1.20でポリアミンや無水フタル酸で架橋し硬化する。上塗りには適さず、鉄部およびコンクリート素地に対する下塗りとしてその性能を発揮する。 ■エマルション塗料 水溶性の樹脂などを水に分散させた塗料で、水の蒸発によって乾燥・硬化する。 ■顔料 一般に水その他の溶剤に溶けず、薄層に塗布した際、壁面を隠ぺいする効果と色彩を付ける効果がある。 ■クラック(ひび割れ) 乾湿または温度変化によって起こる割れ目。割れが底部にまで達しているものをクラック、表面または中層でとどまっているものをチェッキング(ヘアークラック)です。 ■ケレン サビ落しや旧塗膜の除去など下地調整することをいう。 ■コーキング材 サッシ、カーテンウォール、目地などの充填材で、合成樹脂のものが多い。 ■仕上塗材(しあげぬりざい) 建築物外壁の化粧仕上げを主目的とした塗材。セメントリシン、吹付けタイルなどと呼ばれる材料の。 ■JASS 日本建築学会で工事別に分類して定めた仕様 ■JIS 工業標準化法に基づいた仕様。、経済産業大臣の許可を受けて表示される。 ■下地調整 下地の乾燥、汚れ、付着物の除去、穴埋め、またシーラーを塗るなど、施工に適するよう下地をあらかじめ整えることをいう ■シート防水 合成ゴムや合成樹脂を原料に積層成形した合成高分子シートを、接着剤で貼りつけて防水する。 ■シーラー 多孔質の吸水性の大きい被塗面の孔を埋める塗料。次工程の塗料の吸い込みを押さえて付着力を向上させる ■シリコン樹脂 けい素(シリコン)を主成分とする合成樹脂で、接着剤などの原料となる。 ■シーリング材 各種の接着部またはひび割れなどの水密・気密を保つための充填材 ■中性化 セメントモルタルやコンクリートの硬化したものが大気中の炭酸ガスの影響でアルカリ性を失って中性となること。 ■チョーキング 塗膜表面に紫外線・温度・水などが長時間作用して、樹脂分解や顔料変質を起こし退色、変色からさらに劣化が進むと、樹脂層が劣化して顔料の離脱が起こる。白色を呈する劣化物が脱離して、表面に付着した状態になる ■塗付量、所要量 性能・仕上げを発揮するに最低限必要とする量を塗付量(一般にkg/m2)。これにロス見込み量を上積みしたものが所要量(kg/m2)。吹付け工事で用いる。塗坪m2/缶は施工業者の見積り目安のためにいわれる ■中塗り 上塗りの一つ前の塗り工程。 ■吹付け塗装 塗料を霧状にして吹付ける塗装法。 ■複層 下塗り・中塗り・上塗りと組成の異なった塗料を塗り重ねて仕上げた塗膜。 ■フッ素樹脂塗料 C-F原子間の強い結合力をもつフッ素樹脂をビヒクルとする塗料。高い耐候性をもつ ■プライマー 下塗りに使われ粘度が高く、密着性の高い塗料。金属下地の場合はさび止め塗料となる ■ヘアークラック コンクリート、モルタル塗装面に生じ、最深部に達しない細かいひび割れのこと。 ■ポリマー 重合体。化合物の分子が重合して生成した化合物 ■モルタル浮き コンクリート・モルタル仕上げの躯体で、経年劣化によりコンクリートとモルタルがはがれている状態。 ■溶剤 塗料をとかすための液体。 ■漏水 鉄筋コンクリートなどのひび割れ、雨水などの水によって壁面などの塗膜が浮き・割れ・はがれ・膨れ・変色などの劣化を起こす。 水がセメント系の素地内部のアルカリを溶出し、内部での中性化を引き起こすことにもなる。アルカリが塗膜の付着劣化を発生させる。 (屋根種類) ■カラーベスト(コロニアル) 石綿をセメントで固めたもの。軽量で断熱効果もよく最も使用されている。 ■金属系 トタンのように見えるがより耐食性の優れたガルバニウム鋼板を使った屋根材も増えている。 非鉄金属系ではアルミニウム合金板、銅板、チタン板などがある。 雪国では滑りのよい塗膜のトタンが主流です。 まとめ 建築塗装にかかわる専門用語を書かせて頂きました、ある程度知識をいれておくと業者さんとの話の説明内容が分かりやすくなります。 塗り替えコミュニティ