塗り替え時の注意ポイント



最初に気をつける注意ポイントはココになります!





 

塗り替え時の注意ポイント






塗り替え時の注意ポイント




最初の注意ポイント
  • 建物事態の保護
    中性化(モルタルやコンクリートが、大気中の炭酸ガスによってアルカリ性から中性になり、内部の鉄筋を腐食して建物の耐久性を弱めること)や、乾湿や温度変化によって起こるひび割れ(クラック)の防止。

  • 快適性の追求
    建物の美観、低汚染性、近隣の街並みとの色彩調和。

  • 環境保護の配慮
    環境に配慮した水性塗料や弱溶剤系塗料の採用や、臭気・飛散の防止。

  • ロングライフの実現
    耐候性に優れた塗料の選択や、長期的な修繕計画の検討。

  • 建物状況の把握
    外壁の種類、年代による外装材の違い、塗り替え工事の回数などによって、塗り替え工法も異なってきます。

下塗り材と上塗り材の重ね塗りの必要性について
下塗り材と上塗り材は、それぞれに大切な役割分担があります。

下塗り材は、すでに塗ってある塗膜やコンクリート等の下地を補強し、上塗り材と下地をくっつける接着剤のような役割をします。

上塗り材は、下塗り材を含めた下地を紫外線や水、炭酸ガス等から守ります。外壁の色や模様なども、この上塗り材の役目になります。

役目の異なる塗料の相乗効果により、長期間に渡って家を守り、美観を保つことができます。
外壁のカビ発生と除去について
カビの発生の原因は、付着したカビ菌が水分などを養分として繁殖していきます。このため、滅菌をしないで上から塗装しても、すぐに再発生します

建物には、雨水に溶け込んでいる成分やホコリの成分を栄養源に、色々な生物が繁殖します。特にカビは、微量の栄養で繁殖でき、かつ乾燥に強い種類があります。

栄養分に乏しく、晴れの日には乾いてしまう建物の表面でもしっかり生き延び、繁殖し、次第に目立つようになります。光が当たる場所であれば、藻やコケなども生えます。

  • カビや藻の建物の影響は?
    カビや藻は、表面で繁殖するだけで、根を建物内部まで伸ばすわけではありませんので建物の構造体に対しては特に悪影響を与えませんが、見た目の悪さや不潔感は日に日に高まってきます。


以上の塗り替え作業はプロにしかできません。






 

塗装劣化の対応策



下記の症状が出てきたら早期の対応が必要です。

塗装劣化症状








これを見逃してしまうと、後々塗装工事費用が多大にかかってきます。



 
 塗装(塗膜)劣化 
 
 現象外壁部分などの塗膜の表層劣化(チョーキング)・浮き。
割れ・はがれ等。
 問題点 劣化塗膜を残して塗装。

すると塗り替え塗膜の付着力が弱く、はくりに繋がる。
 必要工事 ケレン工事・下地面の調整工事。
 
 現象ベランダの軒天などの塗膜の劣化  
 問題点 劣化塗膜を残して塗装。

すると塗り替え塗膜の付着力が弱く、はくりに繋がる。
汚れのにじみが出てくる。
 必要工事 ケレン工事・水洗工事・下地面の調整工事。
 
 現象ベランダ・手すりなどの鉄部のサビ  
 問題点 サビが進行して、鉄の破断に繋がる。
 必要工事 ケレン工事。



 
 漏 水
 
 現象 屋根・ベランダからの雨水などの浸水
 問題点 水分の浸水により鉄筋が発錆し、建物の劣化を促進する。
室内に雨のしみが出たり、カビを生じたりする。
 必要工事 シーリング等の防水処理・ケレン工事・下地面の調整工事
 
 現象 目地・サッシ付近から雨水などの浸水
 問題点 シーリング工事の劣化をそのままにしたまま塗装改修を行うと
塗膜が浮き、膨れやはくりをおこしてしまう。
 必要工事ひび割れ補修・シーリング等の防水処理・ケレン工事・下地面
の調整工事



 
 
  破 損 
  
現象 下地モルタルの大幅な浮きやはく離
問題点  はく離による落下の可能性あり。雨水など水分の浸入の原因となり建物の劣化に繋がる。更に浮きの劣化が進むと、はく離による躯体を損なう原因になる。
必要工事モルタル浮きの処理・コンクリートモルタルの欠落・はく離補修
・ケレン工事・下地面の調整工事
  
 現象コールジョイントや窓周りなどの大きなひび割れ・躯体表面の割れ 
 問題点 雨水など水分の浸入の原因となり建物の劣化に繋がる。
 必要工事 ひび割れ補修・シール工法・Uカット・シーリング材充填・ケレン工事・下地面の調整工事
  
  現象 鉄筋の発錆によるコンクリートやモルタルの欠落、割れ  
  問題点  躯体・建物の強度劣化。
  必要工事 発錆によるコンクリートはく離の補修・ケレン工事・下地面
の調整工事。



上記の症状がでてきたら早期の対応が必要です、気兼ねなく御相談下さい。



プロの複数の塗装工事業者と、無料にてご相談をすることが出来ます。また、提案や見積などを受取ることが出来ます。嫌な売込などを受ける心配も一切ございません。



 
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 まとめ

住宅建物は日を追うごとに劣化していきます、塗り替えのタイミングを遅れないように行いましょう。トータル的にはタイミングを逃さず行っていくことがコストの削減に繋がり劣化対策になりますので。

外壁塗装・屋根塗装・鉄部塗装をするにあたって、財産である我が家の住まいの塗り替えタイミングのポイントを、プロの塗り替え業者さんと相談して下さい。

それから、皆様でじっくりと塗り替えについて考えてみて下さい。




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